Phrozen、製品本体やレジンの大幅価格改定。3Dプリンターは最大54%引き下げ。
Phrozen社の本体・材料マテリアル・消耗パーツの価格を抜本的に値下げすることとなりました。
2025年1月29日より、86品目を新価格でご提供開始いたします。
大幅 価格改定の背景:
近年、世界の3Dプリンター市場はデスクトップ型を中心に爆発的な成長が進んでいます。2024年Q2には3Dプリンタ市場全体の総売上高に占める、小型デスクトップ機種(35万円以下のエントリーモデル)の金額比率が48%となり、産業用機種(38%)を逆転したと報告されています(調査会社CONTEXT)。一方、日本での3Dプリンターの普及は今まで比較的緩やかでした。職人気質・求められる品質基準・高額な産業用3Dプリンターに触れる機会がない等理由は様々ですが、日進月歩の技術革新により、日本でも今後、世界の潮流に急速に近づいていくことが予測されます。
PhrozenはLCD光造形技術を世界で初めて商品化したメーカーとして技術力に定評があります。 材料マテリアル分野では、Forward AM (旧BASF社)やLoctiteといった業界の大手企業との強力なコラボレーションを通じて画期的な高機能エンジニアリングレジンを多数開発しています。台湾本社CEOのRay WuはNational Taiwan Universityでマテリアルサイエンスエンジニアリングを専攻した化学の専門家で、独自のレジン開発にも力を入れています。
Phrozenは、高品質やアフターサービスの安心感といった付加価値を維持しつつ、お客様がお求めになりやすい価格に大幅値下げを実施し、3Dプリンターの活用に慎重な日本市場を元気にしていきたいと考えています。製造業などの産業用分野から日本の強みであるアニメやフィギアなど独自文化を発信するコンシューマー・個人に至る幅広い層に向けて、進化した3Dプリンターや高機能レジンの良さを啓蒙し、導入の価格的ハードルを下げ、共に成長していくことを目指してまいります。
新価格への改定開始時期: 2025年1月29日〜
改定後の価格と引き下げ率:本体 ※

改定後の価格と引き下げ率:高機能レジン


【 Phrozen について 】
台湾を拠点に3Dプリンターおよびその関連製品を開発・製造するメーカーです。3DプリンターにモノクロLCD技術を導入した世界初の企業として3Dプリンターの新たな時代を切り開きました。弛まぬ技術革新によりLCDの高解像度化に成功し、高精度と高速造形の両立を達成しました。この結果、当社の3Dプリンティング技術はデスクトップ・レジン3Dプリンターの新たな標準となり、ユーザーに比類のない体験を提供します。Phrozenは今後もアディティブ・マニュファクチャリングの未来を切り開き、リードしていきます。
