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FDM 3Dプリンターの選び方

FDMプリンター

【FDM 3Dプリンターの選び方】

サンステラで取り扱うCreality社やTiertime社の3Dプリンターは20種類以上。どんな機種を選んだらよいか、悩まれると思います。

ここでは、FDM方式の3Dプリンターの選ぶポイントをまとめます!

1. サイズで選ぶ

2. 造形したい樹脂で選ぶ

3. 予算で選ぶ

 

1. サイズで選ぶ

選ぶ基準となるのは、なんといっても大きさです。

人によって趣味に割けるスペースは違い、限られていると思いますし、造形したいものがどのくらいのサイズなのか、考えながら選んでいただければと思います。

兄弟機

こちらは兄弟機CR-10 Smart ProとEnder3 S1 Proのサイズの比較画像です。

 

ガラスボード、PEIプラットフォーム

Ender3シリーズのガラスボードとCR-10 Smart ProのPEIプラットフォーム

 

造形サイズとしておよそ一回り、大きく違います。

特にEnderシリーズ・CR-10シリーズの場合ビルドプレートが横動しますので、その分の幅も考慮しなくてはなりません。造形にエンクロージャーが必要な樹脂もあります。

「置くことができるスペース」「作りたい造形物のサイズ」はプリンター選択の大きな要素となります。

 

サンステラnoteでは、随時最新のCreality社製3Dプリンターの比較表を公開しています。サイズ順・価格順で比較できますので、ぜひ参考にしてください!

URL:https://note.com/sunstella_3d/n/n6de736a0418a

 

 

2. 造形したい樹脂で選ぶ

選ぶ基準として、次に出てくるのは「どんな樹脂を造形したいか」です。

 

庫内温度が必要な樹脂・不要な樹脂で選ぶ!

とにかく「簡単に造形したい!」場合、PLAという樹脂を使用することになると思います。

フィラメント

PLAという樹脂は、Ender-3などの開放型の3Dプリンターでも特に問題なく造形が可能です。

造形も簡単で、様々な色のフィラメントが販売されております。ただし、衝撃や温度に弱かったり、切削性が悪かったりといった欠点があります。

 

しかしながら、日常生活でよく使用されるABS樹脂などは、開放型の3Dプリンターでの造形が難しいです。これは、フィラメントから吐出した樹脂が外気に触れたときに急速に冷却されることで、樹脂の特性によっては反ったり歪んだり割れてしまう為です。

 

Creality社Sermoonシリーズの各機種は組立済で四方密閉のため、ABSなどの樹脂も造形が可能です。(Sermoon D1は上面保温カバーを使用)

Creality社のEnder3やEnder3 S1、CR-10 Smart Proといった機種は密閉型の同等機と比較してコストパフォーマンスに優れていますが、

ABSやPC、ナイロンなどの樹脂を造形される場合は、エンクロージャーが必要になります。

 

ABSなどの造形をされたい場合は、エンクロージャーを購入する・もしくは箱型の3Dプリンターを購入をおすすめします!

PLA・PETG(TPU)のみの造形で問題ないよ!という方は開放型を選んでください!(後からエンクロージャーの追加も可能です)

Tiretime社製の3Dプリンターの場合は、300℃まで対応するPolymaker社製のほとんどの樹脂を利用することが可能です。(Tiretime社としての推奨フィラメントはPLA、ABS、TPUフィラメントのみです。)

庫内温度

開放型で造形できる樹脂

・PLA
・TPU(ダイレクト式エクストルーダー機のみ)
・PETG
・PVB(Polysmooth)
・PVA(PolyDissolve)
など

※逆に密閉すると造形は難しい

 

密閉型プリンター・エンクロージャーの使用で造形できる樹脂

・ABS
・ASA
・PC ※300℃対応ノズル
・ナイロン
など

※カーボンファイバー・グラスファイバー入っているフィラメントは硬化鋼ノズル(別売)が必要です。

 

一般的に、開放型機のほうがコストパフォーマンスに優れた機種が多いため、

最初は開放型機を購入しておき、必要になったらエンクロージャーを買い足していく選択肢をされる方もとても多くいらっしゃいます。

庫内比較

ゴムライク樹脂(TPU樹脂など)を印刷したい!

ボーデン式

 

 

 

 

 

従来のFDM 3Dプリンターでは、「ボーデン式」と呼ばれる、ノズルから離れたところに押し出し機を配置する「ボーデン式」という方式が採用されてきました。

この方式の場合、ホットエンド(ノズル周り全体の事)を軽くすることができるので、造形精度が向上するメリットがあります。

また、構造が単純なため価格が安いプリンターに採用されていることが多く、コストパフォーマンスが高いことも特徴です。

 

 

 

 

しかしながら、離れたところからフィラメントを押し出す場合、フィラメントがしなったりよれたり絡まったりすることがあります。

特に柔らかい樹脂、TPUなどのゴムライクフィラメントの造形は特に難しかった技術でした。

 

 

NOTボーデン

 

 

 

 

最新のCreality社製品(Sermoonシリーズ、Ender3 S1シリーズ、CR-10 Smart Pro)や、Tiertime社全3Dプリンター(UPシリーズ)では、ダイレクト式という押出方式を採用しています。

フィラメントの押出力が強力になり、フィラメントがよれたり絡まったりすることがなく安定して造形できるので、トラブルも少ないです。

 

 

 

 

 

 

ダイレクト式

 

 

 

 

 

「ダイレクト式エクストルーダー」と呼ばれる方式を採用している製品は、Tiretime社UPシリーズは全種類、Creality社ではSermoonシリーズ、Ender3 S1シリーズ、CR-10 Smart Proがダイレクト式エクストルーダーを採用しています。

 

 

 

 

TPUフィラメントを造形したい場合・トラブルの少ない造形がしたい場合はダイレクト式エクストルーダー搭載機を、

コストパフォーマンスに優れた機種を購入したい場合はボーデン式エクストルーダー搭載機の購入をおすすめします。

 

なお、詳しいフィラメントの選び方は「FDMプリンターのフィラメントはどんな種類があるの?」という項目で紹介していますので、ぜひご一読ください!

 

 

3. 予算で選ぶ

比較表

Creality社の3Dプリンターはコンシューマー向けの2万円台~16万円までのラインナップを展開し、Tiretimeはその上のミッドレンジランクの10万~100万円程度の価格帯の製品を販売しています。INTAMSYS社など産業向け3Dプリンターが1,000万円台の製品も存在します。

その中で、お客様の懐事情や求めるクオリティにもよりますが、お客様に合った最善の選択をしていただければと思います。

弊社で個人のお客様に「標準機」としてご案内しておりますEnder3 S1は、53,000円程度です。およそ4~8万辺りがCreality製品のボリュームゾーンとなります。

 

サンステラnoteでは、随時最新のCreality社製 3Dプリンターの比較表を公開しています。(今後Tiretime社のプリンター・光造形機の比較表も作成予定です)

サイズ順・価格順で比較できますので、ぜひ参考にしてください!

(販売終了品の場合リストから消えてしまいますので、DLして保存いただく事をおすすめします)

URL:https://note.com/sunstella_3d/n/n6de736a0418a