FDM vs 光造形

現在、個人向けに廉価(50万円以下のランク)で販売されている3Dプリンターの殆どは液体を固める光造形方式と、熱で材料を溶かしながら造形していく熱溶解積層方式(FDM方式)の2つに分けられます。
以前は、造形コストが大幅に異なっていましたが、現在はそこまで大きな値段の差はありません。どちらの方式も、一長一短があるので、用途に合わせて選んでください!
1. FDM方式とは?
リール上に巻かれたプラスチックの糸(フィラメント)を熱で溶かしながら、アイスクリームのように積み上げて造形していく方法です!
大きい造形物や強度のある造形物に適しています。
サンステラでは、個人向けとしてCreality社、Tiertime社、INTAMSYS社の3Dプリンター・フィラメントと、Polymaker社のフィラメントを取扱いしています。
2.光造形方式
紫外線で固まる樹脂(レジン)を、数ミクロン単位で固めながら作っていく方法です。
細かい造形ができるので、プラモデル部品や鉄道模型、アート分野や、身近なところだと歯医者さんの義歯なんかにも使われているんですよ!
サンステラではCreality社製、Formlabs社、RAYSHAPEの3Dプリンター・レジンを取扱いしています。
弊社で扱っているのは主にこの2種類!でも、向き不向きがあります。
FDM方式はこんな人に適しています!
・強度のある造形物を作りたい人
・大きいものを作りたい人
・後処理を気にせず簡単に造形したい人
光造形方式はこんな人に適しています!
・模型など小さくても細かい造形物を作りたい人
・寸法精度が重要な造形物を作りたい人
・表面が滑らかな造形物を作りたい人