
Polymaker Panchroma™ CoPEフィラメント


Polymakerが開発した「少サポートフィラメント」
Panchroma™ CoPEは、革新的な技術に基づいてPolymakerが開発した次世代の複合材料です。
プレートへの定着や印刷性 (ブリッジング、オーバーハング) を大きく改善し、印刷温度範囲を広げ、印刷速度を最大400mm/s まで向上させるために開発されました。
サポートなし・少ないサポートでの造形時に効果を大きく発揮します。
開放機での利用が可能で、PLAより高い66℃までの耐熱性があります。
従来のPLAとの接着性は低く、PLAとのマルチカラー造形は難しいです。
また強定着なため、テクスチャ PEIなどの強定着シートでの使用は推奨されません。
※サポートが必要な形状もございます。
※テストマーケティング価格のため、商社仕切り価格の適用はございません。
印刷性能
新たな配合を採用し、印刷温度幅広く (190℃-230℃)、最大 400mm/sの高速印刷が可能です。
印刷難易度が PLA以上に低く、初心者にもおすすめです。
エッジがコーティングされた段ボールスプールでカラーエンジン機にも対応可能です。
Panchroma™シリーズとは
Polymakerフィラメントが得意としてきた、「色」の管理にこだわった新シリーズ体系。
色の一貫性の保証が強みで、生産ロットが別でも色の均一性を管理している為、大規模な印刷や長時間のプロジェクトでも色の変化を気にすることなく作業できます。
いつでも同じ色が、いつでも手に入ります。
注意事項
テクスチャ PEI プレートなどの強定着プレートは、非常に強く密着する可能性がありますので使用を推奨しません。
プリント時、クーリングファンをオンにすることを推奨します。
吸湿した場合の乾燥設定は55℃で6時間です。
PLAとは異なる物性のフィラメントで密着しないため、PLAとのマルチカラー造形は出来ません。(Panchroma CoPE 同士でのマルチカラー造形には対応します)
Q&A
Q: Panchroma CoPE は PLA ベースですか?
A: Panchroma CoPEは、PLAのような設定で印刷するように設計された新しいポリエステルベースの素材です。PLAとは原材料を含め異なる製品です。
Q:この素材は PLA と同じように機能しますか?
A: PLAに近い特性を持っています。 この素材は、通常の PLA と同様の印刷温度範囲を持つように開発されています。ただし、Panchroma CoPE は本質的にポリエステル ベースの素材であるため、PLA 用に設計された技術や製品は必ずしも機能しない可能性があります。 Panchroma CoPEは、多色印刷中に PLA に付着しません。また、PLA用にテストおよび宣伝されているビルドプレート接着剤は、ポリエステルでは機能しない場合があります。
Q: Panchroma COPE は PETG フィラメントですか?
A: Panchroma COPE は PETG ではありません。
特性(物理的および熱的) において、Panchroma Regular は PLA を模倣するように開発されたポリエステルベースの材料です。
Panchroma Regular と PETG はどちらも共ポリエステル材料として分類されますが、 共ポリエステルは幅広いポリマーのグループであり、性能が異なります。
PolySonic PLA フィラメント基本仕様
カラー | 全10色 (今後も追加予定) |
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平均フィラメント径 | 1.75 mm |
重量 | 1000g |
推奨プリント温度(*1) | 190 – 230℃ |
推奨プリント速度(*1) | – 400mm/s |
推奨ヒートベッド温度(*2) | 25 – 60°C |
パッケージ寸法 |
209mm(W) x 223mm(D) x 75mm(H)
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パッケージ重量 | 1.4Kg |
スプール寸法 | 200mm(W) x 200mm(D) x 60mm(H) |
スプール内径 | 55mm(W) |
*1:推奨プリント温度と速度は、プリンターの種類や環境によって変化します
*2:造形プレートの加熱が可能な場合
REACH | RoHS | 889 | PCP | ISO9001 CERT
Polymaker社製フィラメントを使用中、万が一、3Dプリンター機器に破損や故障があった場合、当社は3Dプリンター機器に対して一切の責任を負いかねます。